宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 7/18 10:06 更新 2565群でC6.6の小規模フレアが発生しています。太陽風は平均的な状態に戻っています。 担当 篠原 太陽の中央の2567黒点群、2565黒点群で、 フレアの発生が続いています。 NOAAのリストでは、 昨日の朝のC1.3まで、2567群で発生し、 その後は、2565群の発生となっていますが、 C1.4、C1.0と続いて、今朝、18日8時(世界時17日23時)に、 C6.6と、16日に続いてやや大きい小規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 活動している領域の右側が2565群、左側が2567群です。 この領域の活動に、引き続き注目して下さい。 太陽風は、昨日のニュース以降も速度はゆっくりと下がり、 現在は430km/秒と平均的な状態に戻っています。 27日周期の図の前周期の高速風と、 同じような終わり方になりました。 磁場強度は、3nTから5nTへ少し上がって、 平均的な強さに戻っています。 磁場の南北成分は、 グラフの前半は南寄りとなっていますが、 振れ幅は小さく、速度も下がってきたので、 磁気圏への影響は弱くなっているようで、 AE指数は、250nT程度の小規模の変化が、 だらだらと続くようなグラフになっています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 太陽の南西(右下)と、中央部の北側にコロナホールが見えています。 前周期は、6月24日頃から、 速度が500km/秒に上がる変化が到来していましたが、 今回はどうなるでしょうか。 放射線帯の高エネルギー電子は、 昨日、今日とゆっくりと増加して、 GOES15(青線)が、10,000のレベルに達しています。 2567(左)、2565(右)黒点群の活動の様子。SDO衛星AIA131。 (c) SDO(NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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