宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 7/15 12:34 更新 太陽風の速度は650km/秒に高まっています。 担当 篠原 今朝から、太陽風の速度が大きく上昇して、 650km/秒に達しています。 7月7日に始まった今回の太陽風の高まりの中で、 最も高い速度に達しているようです。 昨日のニュースの頃、太陽風の速度は、 480km/秒まで下がっていました。 しかし、その後、ゆっくりと上昇して、 今朝、15日6時(世界時14日21時)頃に、 600km/秒へ上がる変化が見られました。 その後も、速度はやや高まる傾向にあり、 現在は、650km/秒を少し超えているかもしれません。 コロナホールの最後の広がりの影響がやって来たようです。 ただ、コロナホール自体は、全体が西の端に近づいていて、 影響はあまり長く続かないと思われます。 太陽風の磁場強度は、5〜7nT付近にあって、 安定しています。 南北成分は、南に振れたり、0nT付近で小さくなったりと、 時間帯によって傾向が変わっていて、 南を向いた頃に、AE指数が1000nTに達する変化を記録しています。 現在は、速度が一段高まっているので、 磁場が南向きに振れれば、磁気圏の活動も強まりやすい状況です。 太陽は、2565群の周囲に黒点が新しく出現しています。 群としても別になるかもしれません。 また、南東(左下)にも黒点が発生しています。 明日には番号が付けられているでしょう。 フレアの発生は特にありません。 放射線帯の高エネルギー電子は、 昨日よりも下がり気味ですが、10,000に達しています。 太陽風が再び高まったので、 高エネルギー電子も再度増加するかもしれません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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