宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 7/14 12:44 更新 高速太陽風は次第に速度を下げています。カナダのオーロラをどうぞ。 担当 篠原 カナダの高坂雄一さんより、 ブリティッシュコロンビアのランビーで、 現地12日1〜3時(世界時12日8〜11時、日本時間12日17〜20時)にかけて、 オーロラを観測できたとのことです。 低空に輝く、ピンク色のオーロラの写真をいただきました。 太陽風は、500km/秒と高速で、 磁場の南北成分は -7nTと南向きに振れていた頃の活動で、 AE指数は1500nTまで達しています。 Youtubeでは、4K動画を見ることもできます。 ぜひ、全画面に拡大してじっくりとご覧下さい。 設定で再生速度を遅くすると、細かい変化を良く見ることができます。 太陽風の強まりによって、オーロラの領域が広がっていたようです。 この季節に北半球のオーロラ情報は貴重です。 どうもありがとうございます。 高速の太陽風は現在も続いています。 しかし、昨日以降、速度の低下が続き、 現在は480km/秒と、500km/秒台を割るくらいになっています。 磁場強度は、5〜6nTと平均的な状態です。 SDO衛星AIA193では、コロナホールはだいぶ西に移動しています。 27日周期の図の前周期は、 この後、更に3日ほど高速風が続いていますが、 今回はどうなるでしょうか。 太陽風磁場の南北成分は、 0nTを挟んで、南北に小さく振れています。 速度の低下もあり、磁気圏への影響は小さくなっているようで、 AE指数のグラフは、 200〜300nTの小規模の変化が続く程度になっています。 太陽は、2565群で、Cクラスに少し届かない、 小さい規模の活動が起きている程度で、穏やかです。 放射線帯の高エネルギー電子のGOES15(青線)が、 10,000に高まっています。 (c) 高坂雄一氏 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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