宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:44)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/14 --- ---
7/13 --- ---
7/12 --- ---

黒点  7/14 (NOAA)
磁場 フレア
2562 5 α ---
2563 2 β ---
2564 6 β ---
2565 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:37 486 -0.1
-2 h 511 +0.0
-4 h 514 +0.4
-6 h 516 +0.0
-8 h 522 +1.5
-10 h 533 +0.8
-12 h 532 +1.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -13 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^3
7/14 0.4 1x10^4
7/13 0.4 4x10^3
7/12 0.3 1x10^4
7/11 0.4 1x10^4
7/10 0.3 9x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 7/ 9 12:12 太陽の黒点群は4つに増えています。太陽風は600km/秒台の高速風です。
2016/ 7/10 13:01 C8.6の小規模フレアが発生しました。高速の太陽風が続いています。
2016/ 7/11 13:26 太陽は穏やかです。太陽風は550km/秒の高速風が続いています。
2016/ 7/12 11:31 太陽風の速度は500km/秒へやや下がっていますが、高速風は続きそうです。
2016/ 7/13 19:16 太陽風は600km/秒の高速風になっています。磁気圏の活動も強まりました。
最新のニュース

2016/ 7/14 12:44 更新
高速太陽風は次第に速度を下げています。カナダのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

カナダの高坂雄一さんより、
ブリティッシュコロンビアのランビーで、
現地12日1〜3時(世界時12日8〜11時、日本時間12日17〜20時)にかけて、
オーロラを観測できたとのことです。
低空に輝く、ピンク色のオーロラの写真をいただきました。

太陽風は、500km/秒と高速で、
磁場の南北成分は -7nTと南向きに振れていた頃の活動で、
AE指数は1500nTまで達しています。

Youtubeでは、4K動画を見ることもできます。
ぜひ、全画面に拡大してじっくりとご覧下さい。
設定で再生速度を遅くすると、細かい変化を良く見ることができます。

太陽風の強まりによって、オーロラの領域が広がっていたようです。
この季節に北半球のオーロラ情報は貴重です。
どうもありがとうございます。



高速の太陽風は現在も続いています。
しかし、昨日以降、速度の低下が続き、
現在は480km/秒と、500km/秒台を割るくらいになっています。
磁場強度は、5〜6nTと平均的な状態です。

SDO衛星AIA193では、コロナホールはだいぶ西に移動しています。
27日周期の図の前周期は、
この後、更に3日ほど高速風が続いていますが、
今回はどうなるでしょうか。

太陽風磁場の南北成分は、
0nTを挟んで、南北に小さく振れています。
速度の低下もあり、磁気圏への影響は小さくなっているようで、
AE指数のグラフは、
200〜300nTの小規模の変化が続く程度になっています。


太陽は、2565群で、Cクラスに少し届かない、
小さい規模の活動が起きている程度で、穏やかです。


放射線帯の高エネルギー電子のGOES15(青線)が、
10,000に高まっています。



カナダ・ブリティッシュコロンビア・ランビーで、現地12日1〜3時(世界時12日8〜11時)頃に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。