宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 7/13 19:16 更新 太陽風は600km/秒の高速風になっています。磁気圏の活動も強まりました。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夜に再び600km/秒へ高まりました。 そのまま600km/秒付近を保っていましたが、 夕方に入って、560km/秒へ少し下がっています。 太陽風の磁場強度は、速度の高まりの前に、 10nT近くまで上がりましたが、現在は5nTに戻っています。 27日周期の図の前周期の変化と同様に、 太陽風は再び高まっています。 磁気圏の活動は、磁場強度が高まっていた昨日の昼頃に、 AE指数が1000〜1500nTに達する激しい変化も起きましたが、 現在は、500nT程度にやや落ち着いています。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールの広がりは太陽の西側だけになっています。 今回の高速太陽風は、終わりに近づいているようです。 太陽は、2565群以外の黒点が縮小していて、 目立たなくなっています。 フレアの発生も特になく、穏やかな状態が続いています。 今日は更新するタイミングがなくて、 結局夜になってしまいました。 情報提供が遅くなり、申し訳ありませんでした。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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