宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 7/12 11:31 更新 太陽風の速度は500km/秒へやや下がっていますが、高速風は続きそうです。 担当 篠原 太陽の東端の黒点に、2565群と番号が付き、 全体が見える様になっています。 目立った活動はなく、比較的穏やかな領域のようです。 太陽全体でも、 2564群でB9.4の小さいフレアが起きている程度で、 穏やかです。 太陽風は、高速の状態は続いていますが、 速度は、550km/秒から500km/秒へやや下がっています。 一方、磁場強度は、5nTから7nTへ小幅ですが上がり気味で、 コロナホールの広い部分の影響が近づいているのかもしれません。 27日周期の図でも、前周期の6月15日に、 太陽風速度の高まりが到来しています。 これから、このような変化に繋がっていくかもしれません。 磁気圏は活動的な状態が続いています。 AE指数は、500nTの中規模の変化が、繰り返し発生しています。 太陽風の高まりとともに、 磁気圏の活動も今週いっぱい続きそうです。 放射線帯の高エネルギー電子は、 GOES15の青線が10,000に達したところで、 増加は止まっています。 今後の太陽風の影響に注目してください。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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