宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 7/11 13:26 更新 太陽は穏やかです。太陽風は550km/秒の高速風が続いています。 担当 篠原 太陽は、昨日のC8.6以降は、目立った活動はなく、 穏やかな状態です。 東の端に新しい黒点が現れていて、 黒点群は4つに増えています。 太陽風は、600km/秒から550km/秒へ少し速度が下がっていますが、 高速風が続いています。 磁場強度は、5nTから4nTへやや下がり気味です。 太陽風磁場の南北成分は、南北に変化していますが、 磁場強度が下がってきたことで、 南北の振れ幅は次第に小さくなっています。 磁気圏では、小中規模の活動が続いていて、 AE指数は、500nT前後の変化が時々発生しています。 高速風がやや下がってきたので、 こちらの変化も少し小さくなっているように見えます。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールの最後の領域が太陽の中心線に達しています。 この広い領域の影響がこれから地球に到来するので、 この後、高速太陽風は再び高まる可能性があります。 放射線帯の高エネルギー電子のグラフ(青線)が、 10,000に達しています。 高速太陽風が続いているので、更に増加しそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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