宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 7/10 13:01 更新 C8.6の小規模フレアが発生しました。高速の太陽風が続いています。 担当 篠原 太陽の東端から現れた2564黒点群で、 今朝、7月10日10時(世界時10日1時)に、 C8.6とやや大きい小規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA193による動画を掲載します。 この規模に近いフレアとしては、 5月14日のC7.4や、4月18日のM6.7以来となり、 2、3か月ぶりの発生です。 2564群は、この前にもC2.6のフレアを起こしています。 今後の活動に注目して下さい。 太陽風は、600km/秒台の高速状態が続いています。 磁場強度は5〜6nTで安定しています。 磁場の南北成分は、南北に変化していて、 速度が高まっていることもあり、磁気圏の活動は高まっています。 AE指数は500〜800nTの中規模の変化が度々発生していて、 極域ではオーロラの活動が見られているようです。 SDO衛星AIA193では、北半球のコロナホールが、 中央部で大きく広がっています。 この後も、今週の後半にかけて太陽風の強まりが続きそうです。 磁気圏も活動的な状態が続く可能性があります。 (c) SDO(NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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