宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2016/ 7/ 9 12:12 更新 太陽の黒点群は4つに増えています。太陽風は600km/秒台の高速風です。 担当 篠原 太陽の可視光写真が、にぎやかになってきました。 太陽の東端の北半球側に現れていた黒点には、 2563群と番号が付き、 その向こうからもう一つ新しく、 2564群が上がってきました。 昨日のニュース以降は、 Cクラスに達するフレアは発生していませんが、 X線のグラフでは、Bクラスの小さい変化が 連続的に発生しています。 太陽風は、630km/秒へ速度が高まり、 一段と高速の風になっています。 磁場強度は、5nTヘ下がっていて、 平均的な値に戻っています。 コロナホールの影響が強まっています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナの写真では、 太陽の北東側(左上)に、コロナホールが更に大きく広がっています。 3、4日後くらいからは、 この領域の影響が地球にやって来ると考えられ、 太陽風は、この頃にかけて強まった状態が続きそうです。 太陽風磁場の南北成分は、 南向きに変化する時間が長くなっています。 このため、磁気圏の活動も長い時間高まっていて、 AE指数は、500〜1000nTの中規模の変化が、 1日にわたって発生し、最大は1400nTに達しています。 極域ではオーロラの活動が活発に発生しているようです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |