宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:32)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 7 --- ---
7/ 6 --- ---
7/ 5 --- ---

黒点  7/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
2560 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:27 392 -6.1
-2 h 359 +4.2
-4 h 325 -2.9
-6 h 321 -2.5
-8 h 310 -1.2
-10 h 314 +0.3
-12 h 316 -2.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 3 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h -2 -/ -
-6 h -4 -/ -
-8 h -4 -/ -
-10 h -6 -/ -
-12 h -4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
7/ 7 0.3 6x10^2
7/ 6 0.4 4x10^2
7/ 5 0.6 4x10^2
7/ 4 0.4 2x10^2
7/ 3 0.4 8x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 7/ 2 13:15 6月の黒点相対数は、20.9 と大きく下がっています。
2016/ 7/ 3 12:55 太陽は無黒点が続いています。太陽風は少し高まっています。
2016/ 7/ 4 13:12 太陽に小さい黒点が発生しています。太陽風はやや高速です。
2016/ 7/ 5 12:32 太陽に黒点は見えていません。太陽風は平均的な状態です。
2016/ 7/ 6 15:20 太陽に黒点が現れています。太陽風は低速です。
最新のニュース

2016/ 7/ 7 12:32 更新
コロナホールによる太陽風の高まりが始まりました。

担当 篠原

太陽は、2560黒点群は見えなくなりましたが、
南西(右下)に新しい黒点が出現しています。
今日も無黒点ではありません。

フレアの発生はなく、太陽は静かです。


太陽風は、今朝までは320km/秒の低速状態でしたが、
磁場強度が10nTに高まり、速度も400km/秒へ上昇しています。
コロナホールによる太陽風の高まりが始まったようです。

太陽風磁場の南北成分は、
磁場の強まりとともに、初めは大きく北へ振れましたが、
その後南向きに切り替わって、-10nTと大きく変化しています。

磁気圏の活動も刺激を受けて、
AE指数は500nTの中規模の変化が発生しています。

南極の昭和基地のオーロラの動画を掲載します。
世界時7日0時頃から強い輝きが発生していますが、
AE指数のグラフの最後の高まりに対応する活動です。


SDO衛星AIA193の太陽写真では、
コロナホールは緯度をやや高めながら、東端まで広がっています。
このため、太陽風への影響も、1週間程度続く可能性があります。




南極の昭和基地で、世界時6日23時〜7日3時に観測されたオーロラ(表示は、世界時+3時)。
(c) 情報通信研究機構、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。