宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2016/ 7/ 6 15:20 更新 太陽に黒点が現れています。太陽風は低速です。 担当 篠原 NOAAの黒点群リストに、6月23日以来となる、 黒点群の番号が2つ書かれています。 中央部の西寄りに現れた2559黒点群と、 東端に現れた2560群です。 2559群は、昨夕から今日の午前中にかけて見えていたようで、 一番良く見えていた深夜の写真を掲載します。 また、東端の2560群は、 掲載している太陽全体の可視光写真でも見ることができます。 こちらも拡大写真を掲載します。 黒点が現れたと言っても、 すぐに消えたり、とても小さかったりと、 またすぐに無黒点に戻ってしまいそうな様子です。 太陽風は、320km/秒に速度が下がり、 低速の風になっています。 27日周期の図を見ると、前周期と同様の推移です。 磁場強度は、4nT付近で安定しています。 南北成分は、0nT付近からやや北寄りに傾向が変わっていて、 磁気圏は穏やかになっています。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールが太陽を東から西へ横切る勢いです。 この領域の影響が、明後日くらいから始まりそうです。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |