宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 6/26 12:19 更新 太陽は無黒点です。太陽風の速度は下がり始めています。 担当 篠原 太陽は、黒点のない状態が続いています。 X線のグラフでは、 Bクラスの小さい変化が繰り返し起きていますが、 これは、可視光写真の東寄り(左)の白斑が見える場所や、 東の端の向こう側で発生した現象による変化です。 東端では、小さい変化が続いていて、 この後、黒点のある領域が、 太陽のこちら側に回ってくるかもしれません。 太陽風の速度は、昨日のニュースの後、 500km/秒台を割り、次第に遅くなって、 現在は450km/秒とやや高速程度です。 磁場強度は、6nTへ少し上がっています。 太陽風の高まりは、今回はこれで終わるのか、 前周期の様に、もうしばらく続くのか、 引き続き注目して下さい。 磁気圏では、小規模の活動が続いています。 AE指数は、300〜500nTの変化が数時間おきに発生しています。 太陽風がこのまま穏やかになっていくと、 磁気圏の変化も小さくなっていくでしょう。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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