宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 6/22 14:53 更新 太陽風は低速になり、磁気圏も静穏です。 担当 篠原 今日は、ACE衛星の太陽風速度のグラフが乱れていて、 速度の値が読み取りにくくなっています。 現在の速度は、340km/秒に下がり、 太陽風は低速になっています。 磁場強度も、3〜4nTとやや弱くなっています。 27日周期の図で、少し長い期間の変化を見ることができます。 太陽風の速度は、高速の状態から低速まで一気に下がりました。 変化としては、27日前と同じようになっています。 すると、明日くらいから次の高まりが始まるのかもしれません。 磁気圏の活動は穏やかで、AE指数は全く変化が見られません。 太陽も穏やかです。 X線のグラフは、Bクラスの小さい山がひとつ起きている程度です。 黒点も、2553群が没しかけて、 残るのは、中央の2556群だけになっています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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