宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:26)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/21 --- ---
6/20 --- ---
6/19 20:44 C1.7

黒点  6/21 (NOAA)
磁場 フレア
2553 1 α ---
2556 1 α ---
2558 3 β C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:17 431 +1.0
-2 h 428 +2.5
-4 h 422 +1.6
-6 h 449 +1.8
-8 h 441 +0.7
-10 h 448 +1.6
-12 h 451 +1.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -2 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h -6 -/ -
-6 h -5 -/ -
-8 h -6 -/ -
-10 h -6 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^3
6/21 0.3 2x10^3
6/20 0.4 3x10^3
6/19 0.4 2x10^3
6/18 0.4 1x10^3
6/17 0.4 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 6/16 12:49 太陽風は、500km/秒台後半の高速状態が続いています。
2016/ 6/17 13:16 高速の太陽風は続いていますが、磁気圏は比較的穏やかです。
2016/ 6/18 12:11 太陽風の速度は再び600km/秒に高まりました。
2016/ 6/19 10:15 600km/秒の高速太陽風が続いています。太陽は穏やかです。
2016/ 6/20 12:38 高速の太陽風は終わりつつあります。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2016/ 6/21 10:26 更新
太陽風は平均的な状態に戻っています。明日くらいから次の高まりが始まりそうです。

担当 篠原

太陽の西の端(右端)で、フィラメント噴出のような、
プロミネンスが噴出する様子が連続的に見られました。
噴き上がる様子がきれいでしたので、
SDO衛星AIA304による動画を掲載します。

噴出の規模は小さく、SOHO衛星LASCO C2では、
目立った現象にはなっていませんでした。

太陽は、新しく現れた2558黒点群は見えなくなり、
西端の2553群と、東側の2556群だけになっています。

X線グラフの変化は小さく、太陽は穏やかです。


太陽風は、速度が430km/秒まで下がり、
磁場強度も4nTで安定していて、
どちらも平均的な状態です。

磁場の南北成分は、北寄りに推移しています。
このため、磁気圏はとても穏やかで、
AE指数は、ほとんど変化が見られません。

SDO衛星AIA193では、
南半球のコロナホールが西側の半分近くまで進み、
明日くらいから、地球に影響が及び始めるかもしれません。

また、北半球側のコロナホールも、太陽の中心線に達していて、
3日ほど経つと、こちらの影響も始まりそうです。



太陽の西の端で連続的に発生したプロミネンスの噴出。SDO衛星AIA304。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。