宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2016/ 6/21 10:26 更新 太陽風は平均的な状態に戻っています。明日くらいから次の高まりが始まりそうです。 担当 篠原 太陽の西の端(右端)で、フィラメント噴出のような、 プロミネンスが噴出する様子が連続的に見られました。 噴き上がる様子がきれいでしたので、 SDO衛星AIA304による動画を掲載します。 噴出の規模は小さく、SOHO衛星LASCO C2では、 目立った現象にはなっていませんでした。 太陽は、新しく現れた2558黒点群は見えなくなり、 西端の2553群と、東側の2556群だけになっています。 X線グラフの変化は小さく、太陽は穏やかです。 太陽風は、速度が430km/秒まで下がり、 磁場強度も4nTで安定していて、 どちらも平均的な状態です。 磁場の南北成分は、北寄りに推移しています。 このため、磁気圏はとても穏やかで、 AE指数は、ほとんど変化が見られません。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールが西側の半分近くまで進み、 明日くらいから、地球に影響が及び始めるかもしれません。 また、北半球側のコロナホールも、太陽の中心線に達していて、 3日ほど経つと、こちらの影響も始まりそうです。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |