宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 6/24 13:22 更新 太陽は無黒点になっています。太陽風は500km/秒の高速風になっています。 担当 篠原 太陽は、およそ2週間ぶりに無黒点になっています。 昨日かすかに見えていた2556黒点群は、 そのまま見えなくなり、 今日のNOAAの黒点群リストも、なしと記載されています。 SDO衛星AIA193では、 太陽の東端(左端)には、明るい領域が見えています。 ここに黒点は発生しているでしょうか。 太陽風は、今日に入った頃から速度が上昇を始め、 今朝くらいに、500km/秒の高速風に達しました。 現在もこの状態が続いています。 反対に、太陽風の磁場強度は、 10nTから5nTへ下がっています。 コロナホールによる高速太陽風が始まったようです。 27日周期の図の前周期と同様の変化になっています。 太陽風磁場の南北成分は、 速度が高まり始めた頃から南寄りに振れるようになり、 磁気圏の活動も強まっています。 AE指数のグラフは、中盤以降、 500〜800nTの中規模の変化が続いています。 前周期は、太陽風の高まりは5日ほど続きました。 今回はどうなるでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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