宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 6/25 11:37 更新 無黒点は続いています。太陽風は高速で、磁気圏もやや活動的です。 担当 篠原 太陽は、今日も黒点の見えない状態が続いています。 昨日注目したように、SDO衛星AIA193の太陽写真では、 東端(左端)から明るい領域が上がってきましたが、 ここに黒点はありませんでした。 (可視光写真では、白斑が見えています) 一方、この領域では、Bクラスの小さいフレアが起きています。 今後、黒点が出現するかどうか、注目して下さい。 太陽風は、500km/秒前後の高速風が続いています。 磁場強度は、5nT付近で安定しています。 磁場の南北成分を見ると、 南北への変化が小幅になっています。 このため、磁気圏への影響は次第に小さくなり、 AE指数では、変化は続いているものの、 規模は一段小さくなっています。 AE指数のグラフの最後の高まりにあたる、 世界時24日23時過ぎの昭和基地のオーロラの様子を、 全天カメラの動画で紹介します。 月が明るく、夜空の条件は悪いのですが、 オーロラの光が空全体を飾っています。 27日周期の図の前周期の変化を参考にすると、 高速の太陽風は、さらに3〜4日程続くかもしれません。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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