宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:38)
昨日、C1.7の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/20 --- ---
6/19 20:44 C1.7
6/18 --- ---

黒点  6/20 (NOAA)
磁場 フレア
2553 1 α ---
2556 1 α ---
2557 1 α ---
2558 5 β C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 470 +0.3
-2 h 464 +0.8
-4 h 478 +2.2
-6 h 489 +2.0
-8 h 490 +0.7
-10 h 503 +0.7
-12 h 533 -0.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -7 -/ -
-2 h -6 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^3
6/20 0.4 3x10^3
6/19 0.4 2x10^3
6/18 0.4 1x10^3
6/17 0.4 5x10^2
6/16 0.4 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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セクター構造 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 6/15 12:40 高速の太陽風が到来して、速度は660km/秒に高まっています。
2016/ 6/16 12:49 太陽風は、500km/秒台後半の高速状態が続いています。
2016/ 6/17 13:16 高速の太陽風は続いていますが、磁気圏は比較的穏やかです。
2016/ 6/18 12:11 太陽風の速度は再び600km/秒に高まりました。
2016/ 6/19 10:15 600km/秒の高速太陽風が続いています。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2016/ 6/20 12:38 更新
高速の太陽風は終わりつつあります。磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

太陽の北西(右上)に現れた黒点群は、
2558群と番号がつきました。
この2258群で、昨夜、19日21時(世界時19日12時)に、
C1.7の小規模フレアが発生しました。
Cクラスに達するフレアは、
13日のC3.0以来、6日ぶりの発生です。

2558群ではもう一度、
C1にぎりぎり届かないくらいのフレアも起きています。
どちらも規模の小さい現象ですが、
2558群の活動はこの後も続くでしょうか。


太陽風は、昨日のニュース以降、
速度はゆっくりと低下して、
今朝には、460km/秒程度まで下がりました。
ACE衛星の最新値では、一時的に500km/秒に上がっていますが、
速度はこの後も下がっていきそうです。

磁場強度は、4〜5nTと平均的な状態で安定しています。

磁気圏も穏やかになっていて、
AE指数のグラフは、
後半は変化がほとんど見られなくなっています。


SDO衛星AIA193の太陽写真を見ると、
南半球のコロナホールが中央線を通過し、
続いて、北半球のコロナホールも中央線に近づいています。
これから再び、太陽風の高まりが到来する可能性があります。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。