宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 6/18 12:11 更新 太陽風の速度は再び600km/秒に高まりました。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の午後に再び高まり、 500km/秒から600km/秒へ変化しました。 現在は、580km/秒にやや下がっていますが、 高い速度の太陽風が続いています。 太陽風の磁場強度は、6nTで安定しています。 南北成分は、北を向いたり、南を向いたり、 時間帯によって変わっています。 このため、磁気圏の活動はやや強まっていて、 オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、 500nT前後の中規模の変化が度々発生しています。 SDO衛星AIA193の写真では、 コロナホールは西にだいぶ進んでいます。 通り過ぎる最後にも、強い影響の領域があったようです。 太陽は、西の端(右端)に近付いた2555黒点群で、 Bクラスの小さい変化が起きている程度です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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