宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 6/17 13:16 更新 高速の太陽風は続いていますが、磁気圏は比較的穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度(ACEの図の黄色線)は、ゆっくりと低下して、 現在は500km/秒です。 高速の状態は続いています。 太陽風の磁場強度(白線)は、 5〜6nTと平均的な値で安定しています。 磁場の南北成分(赤線)は、 比較的北向き(プラス方向)に振れていて、 南には小さく変化する程度です。 このため、磁気圏の活動は小規模に留まり、 AE指数は、200〜300nTの変化になっています。 SDO衛星AIA193では、 今回の高速風をもたらしたコロナホールは、 西にだいぶ進んでいます。 高速の太陽風がどこまで続くか、注目してください。 太陽では、南西(右下)の新しい黒点に、 2555群と番号がつきました。 ここで、Bクラスの小さい活動がしばらく続いたようです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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