宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:49)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/16 --- ---
6/15 --- ---
6/14 --- ---

黒点  6/16 (NOAA)
磁場 フレア
2553 1 α ---
2554 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:37 574 +2.3
-2 h 589 +4.3
-4 h 581 +4.3
-6 h 532 +6.4
-8 h 531 +5.6
-10 h 554 +5.9
-12 h 577 +3.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -4 -/ -
-2 h -3 -/ -
-4 h -1 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h -3 -/ -
-10 h -5 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
6/16 0.4 5x10^2
6/15 0.3 1x10^3
6/14 0.5 9x10^2
6/13 0.4 1x10^3
6/12 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 6/11 12:46 太陽風磁場が強まり、磁気圏の活動をやや高めています。
2016/ 6/12 13:10 C6.5の小規模フレアが発生しました。太陽風はやや高速です。
2016/ 6/13 13:22 550km/秒の高速太陽風になっています。
2016/ 6/14 12:05 太陽風の速度は下がっていますが、コロナホールの影響が始まりそうです。
2016/ 6/15 12:40 高速の太陽風が到来して、速度は660km/秒に高まっています。
最新のニュース

2016/ 6/16 12:49 更新
太陽風は、500km/秒台後半の高速状態が続いています。

担当 篠原

昨日のニュースの頃に、
700km/秒近くまで高まっていた高速の太陽風は、
その後、ゆっくりと速度を下げて、
今朝、550km/秒まで下がりました。
その後、少し戻して、現在は600km/秒近くに上がっています。

5nTだった磁場強度は、昨夜のうちに10nTに上がり、
再び5nTに戻るという変化をしています。

このように、細かい変化をしながらですが、
コロナホールによる高速太陽風は続いています。

一方、SDO衛星AIA193の太陽写真では、
コロナホールは太陽の西半球(右側)に進んでいて、
高速風の影響は後半に入っていると考えられます。


太陽風磁場の南北成分は、北寄りに推移しています。
このため、磁気圏への影響は弱くなっていて、
オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、
前半は、小規模の変化が起きていますが、
後半は完全に静かになっています。

このまま磁場の北寄りの傾向が続くと、
高速風が続いても、磁気圏の変化は小さいままになるでしょう。


太陽は、目立った変化はなく、
穏やかな状態が続いています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。