宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:40)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/15 --- ---
6/14 --- ---
6/13 14:30 C3.0
05:30 C1.8

黒点  6/15 (NOAA)
磁場 フレア
2553 1 α ---
2554 5 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:37 662 +1.7
-2 h 630 +2.5
-4 h 595 +0.6
-6 h 505 -3.0
-8 h 525 -5.9
-10 h 522 -2.9
-12 h 471 +2.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -21 -/ -
-2 h -24 -/ -
-4 h -26 -/ -
-6 h -20 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -5 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
6/15 0.3 1x10^3
6/14 0.5 9x10^2
6/13 0.4 1x10^3
6/12 0.4 1x10^3
6/11 0.3 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 6/10 13:47 10日ぶりにC1のフレアが発生しました。太陽風は低速になっています。
2016/ 6/11 12:46 太陽風磁場が強まり、磁気圏の活動をやや高めています。
2016/ 6/12 13:10 C6.5の小規模フレアが発生しました。太陽風はやや高速です。
2016/ 6/13 13:22 550km/秒の高速太陽風になっています。
2016/ 6/14 12:05 太陽風の速度は下がっていますが、コロナホールの影響が始まりそうです。
最新のニュース

2016/ 6/15 12:40 更新
高速の太陽風が到来して、速度は660km/秒に高まっています。

担当 篠原

コロナホールによる、次の太陽風の高まりが始まりました。

太陽風の磁場強度は、昨夜のうちに10nTへ高まり、
今日の未明には、15nTまで強まっています。
現在は下がっていて、既に5nTと平均的な値に戻っています。

一方、太陽風の速度は、磁場が強まった頃から上昇を始めて、
今朝には、600km/秒に達しました。
現在はもう一段高まって、660km/秒になっています。

速度の高まりは、比較的大きく、
27日周期の図を見ると、前周期とは違った推移になっています。

太陽風磁場の南北成分は、磁場強度が最も高まった頃に、
-10nTを超えるくらいに大きく変化しました。
磁気圏の活動も一気に高まって、
AE指数は、15日5時(世界時14日20時)頃に、
1500nTに達する激しい変化を記録しています。

その後も、AE指数は500〜800nTの中規模の変化が続いていますが、
太陽風磁場の南北成分を見ると、
グラフの終わり頃は北寄りに変化しています。
この傾向が続くと、磁気圏の変化は小さくなっていくでしょう。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
コロナホールは太陽の中央線を通り過ぎようとしているくらいです。
このため、高速の太陽風は、
これから4〜5日くらい続くかもしれません。
引き続き注目してください。


太陽は、2554群が西に沈みかける一方、
南西部(右下)に、新しい黒点が見えているようです。

X線グラフは、Bクラスの小さい変化が見られる程度で、
太陽は穏やかです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。