宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 6/13 13:22 更新 550km/秒の高速太陽風になっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、450km/秒から550km/秒に高まって、 高速の風になっています。 一方、磁場強度は、10nTから7nTにやや下がっています。 27日周期の図の前周期と同じように、 太陽風の高まりが続きそうです。 SDO衛星AIA193では、 北半球の中緯度域や、赤道付近からやや南寄りに、 それぞれコロナホールが広がっています。 明後日くらいからは、この領域の影響も強まりそうです。 太陽風磁場の南北成分は、南北に頻繁に変化していますが、 南向きの変化はやや小さいのか、 AE指数のグラフでは、400nTの小規模の変化が続く程度で、 磁気圏の活動はやや高まっているくらいです。 現在は、太陽風の速度は上昇していますが、 磁場強度は下がっていて、 磁気圏活動の規模は強まるのか弱まるのか、 どちらになるでしょうか。 太陽は、西に沈んでいった2552黒点群で、 C1.8の小規模フレアが発生しています。 また、中央部の南東寄り(左下)に、小さい黒点が出現しています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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