宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 6/12 13:10 更新 C6.5の小規模フレアが発生しました。太陽風はやや高速です。 担当 篠原 太陽の西の端に近づいた2552黒点群で、 今朝、12日7時(世界時11日22時)に、 C6.5の小規模フレアが発生しました。 C6に達するフレアの発生は、5月14日のC7.4以来、 およそ1か月ぶりです。 SDO衛星AIA131による動画を掲載します。 2552黒点群は、既に端に近づいていて、 もうすぐ見えなくなりそうです。 また、太陽の中央部の西側(右側)に、 2554黒点群が発生しています。 太陽風は、速度が一段上がって、 450〜500km/秒とやや高速の状態になっています。 磁場強度も、8〜10nTにやや強まったままです。 27日周期の図の前周期と似た変化になっています。 前周期は、速度の高まった状態がしばらく続いていますが、 今回はどうなるでしょうか。 磁気圏はやや活動的で、 AE指数は、500nT前後の変化が繰り返し発生しています。 2552黒点群で発生したC6.5のフレア。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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