宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2016/ 6/ 9 12:26 更新 太陽風は平均的な速度に戻りました。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。 担当 篠原 南半球から、オーロラの便りをいただきました。 ニュージーランド・ダニーデンの中村太一さんにより、 6月5日と6日の夜に撮影されたオーロラの写真を紹介します。 この2日は、太陽風が強まって、オーロラの活動が活発になりました。 月も新月で、夜空はとても良い条件だったと思われます。 1、2枚目は、5日の夜の撮影で、 夜間に撮影したオーロラの写真と、 地形が分かるように、朝、明るくなってから撮影した前景の写真を、 HDR合成したとのことです。 夜間は、星空とオーロラの光しかない、真っ暗な中だったそうです。 HDR処理により、現地の雰囲気がぼんやりと分かるようになっています。 3〜6枚目は、6日の夜で、 ニュージーランドでよく見られるキャベッジツリーと呼ばれる木とともに、 オーロラを撮影したそうです。 この日の方が、オーロラは多少強かったそうで、 地平線が何度かにわたってオーロラの光に包まれていたそうです。 どの写真もとても素晴らしい雰囲気です。 どうぞじっくりとお楽しみ下さい。 本当に美しい写真をありがとうございます。 太陽風は、ACE衛星のグラフが見にくくなっていますが、 速度は400km/秒まで下がり、平均的な速度に戻っています。 磁場強度は、3〜4nTとやや弱くなっています。 磁気圏の活動も次第に小さくなっていて、 AE指数は、掲載の図では後半が切れいていますが、 この時間帯の変化は、更に小さくなっています。 太陽は、2552群が少し大きくなっています。 目立った活動はなく、太陽は静かです。 (c) 中村太一氏 ニュージーランド南島ダニーデンで、現地5日の夜に撮影されたオーロラ。 (c) 中村太一氏 ニュージーランド南島ダニーデンで、現地6日の夜に撮影されたオーロラ。 (c) 中村太一氏 ニュージーランド南島ダニーデンで、現地6日の夜に撮影されたオーロラ。 (c) 中村太一氏 ニュージーランド南島ダニーデンで、現地6日の夜に撮影されたオーロラ。 (c) 中村太一氏 ニュージーランド南島ダニーデンで、現地6日の夜に撮影されたオーロラ。 (c) 中村太一氏 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |