宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2016/ 6/ 4 12:37 更新 太陽は無黒点が続いています。5月の黒点数は 52.1 でした。 担当 篠原 WDC-SILSOより、 5月の黒点相対数は、52.1 と発表されました。 4月に、38と一旦下がりましたが、 5月はそれ以前の流れに戻っています。 2014年末に100を割って以来、1年半で半分に下がっています。 第23期の後半を見ると、黒点数の減少ペースは、 下がるにつれて、次第にゆっくりになっています。 今後の下がり方も、次第に変化が小さくなっていくかもしれません。 その太陽は、今日も黒点は見えていないようです。 NOAAの活動領域のリストにも、番号は書かれていません。 来月初めにWDC-SILSOから発表される 黒点数データを待つことになりますが、 2014年7月以来、2年ぶりの無黒点日になりそうです。 前回は、月平均値が、まだ100を超えている中で 突発的に発生した無黒点日でしたが、 今後は、このような日が次第に増加していくでしょう。 X線のグラフに変化は特になく、太陽はとても穏やかです。 太陽風は、速度が300km/秒付近で安定し、 低速の状態が続いています。 磁場強度も、3nTにやや弱まっています。 AE指数はほとんど変化がなく、磁気圏も静かです。 太陽中央部のコロナホールは、西に少し進み、 この後、太陽風に影響が見られるのかどうか、注目して下さい。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース 1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |