宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 6/ 5 06:56 更新 太陽に黒点は見られません。太陽風は300km/秒と低速です。 担当 篠原 現在も太陽には、 はっきり分かるほどの黒点は現れていません。 SDO衛星の拡大写真では、 中央の左上あたりに非常に小さい点が見えていて、 黒点なのかもしれません。 NOAA/SWPCの報告ではどうなっているでしょうか。 フレアの発生はなく、太陽はとても静かです。 太陽風の速度は、300km/秒付近で安定していて、 一時的に、300km/秒台を割っているところもあります。 磁場強度は、4nTと少し戻しています。 磁気圏も静穏で、 AE指数のグラフは、小さい変化が一時的に起きている程度です。 SDO衛星AIA193では、コロナホールが西に進んでいます。 この領域の影響が、どの程度やって来るでしょうか。 この部分を過ぎると、その後にコロナホールはなく、 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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