宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:07)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/ 6 --- ---
6/ 5 --- ---
6/ 4 --- ---

黒点  6/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:57 613 -0.7
-2 h 567 -2.5
-4 h 588 -2.8
-6 h 580 -0.6
-8 h 571 -2.3
-10 h 541 +3.5
-12 h 475 -0.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -23 -/ -
-2 h -25 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^1
6/ 6 0.3 5x10^1
6/ 5 0.4 3x10^3
6/ 4 0.4 3x10^3
6/ 3 0.5 3x10^3
6/ 2 0.4 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 6/ 1 12:51 太陽風はやや高速の状態が続き、磁気圏の活動も高まっています。
2016/ 6/ 2 19:42 太陽風の速度は下がり、やや低速になっています。太陽の黒点が見えなくなりそうです。
2016/ 6/ 3 16:44 太陽は無黒点になっています。太陽風は低速風になっています。
2016/ 6/ 4 12:37 太陽は無黒点が続いています。5月の黒点数は 52.1 でした。
2016/ 6/ 5 06:56 太陽に黒点は見られません。太陽風は300km/秒と低速です。
最新のニュース

2016/ 6/ 6 12:07 更新
600km/秒に達する高速太陽風が到来し、磁気圏の活動も強まっています。

担当 篠原

太陽風が一気に強まり、磁場強度は最大20nTに達し、
速度も600km/秒に高まっています。
コロナホールの影響が大きくなっています。

太陽風の磁場強度は、昨日のニュースの直後、
5日7時(世界時4日22時)に、7nTへ一段強まり、
午後、5日16時(世界時5日7時)には、10nTへ高まりました。
この頃から、速度も上昇を始めています。

そして、深夜、5日23時(世界時5日14時)に、
磁場強度は20nTへ達し、
速度も、500km/秒を超えます。
以降、磁場強度は弱まっていきますが、
速度はもう一段上昇して、600km/秒に達しました。

現在の太陽風は、磁場強度は7nTほどに下がっていますが、
速度は、600km/秒をやや超えるくらいになっています。


磁気圏の活動も強まっています。
AE指数は、1000nTに達する変化が、
昨夜以降、連続しています。

世界時5日22時以降のオーロラの様子を、
昭和基地の動画で紹介します。
前半は天気が悪く、雲が明るく輝いていますが、
次第に雲が切れて、オーロラが姿を現しています。


SDO衛星AIA193では、コロナホールは西に進み、
やや見にくくなっています。
今回の高速風がどのくらい続くのか、
引き続き注目して下さい。


太陽には、今日も黒点は見えず、
寂しい太陽面が続いています。
フレアも起きていません。



南極の昭和基地で、世界時5日22時〜6日3時に観測されたオーロラ(表示は、世界時+3時)。
(c) 情報通信研究機構、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。