宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 6/ 1 12:51 更新 太陽風はやや高速の状態が続き、磁気圏の活動も高まっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日の午後に450km/秒まで下がりましたが、 今日に入るとまた少し上がり、 460〜480km/秒とやや高速の状態で推移しています。 太陽風の磁場強度は、4〜5nTの状態が続いています。 27日周期の図を見ると、 セクターの切り替わりが到来したようです。 太陽風の高まりは5日目に入っていて、 前周期よりも早く始まり、より長く続いています。 太陽風磁場の南北成分は、振れ幅が少し大きくなり、 -5nT近い南向きの変化も発生しています。 このため、磁気圏の活動も規模がやや大きくなって、 500nTや1000nTに達する変化が発生しています。 世界時31日22時頃に発生している、 AE指数1000nTの高まりの頃のオーロラの様子を、 昭和基地の動画で紹介します。 月が小さくなって、夜空の条件が良くなり、 オーロラの光が一段と美しく見えます。 太陽は、X線グラフに目立った変化はなく、 とても静かになっています。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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