宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 5/30 12:37 更新 太陽風は再び500km/秒に高まっています。磁気圏もやや活動的です。 担当 篠原 太陽風は、高速の状態が続いています。 昨日は、450km/秒にやや下がっていましたが、 今朝になって、再び500km/秒に高まっています。 太陽風の磁場強度は、 6nTから8nTの間をゆっくりと変化しています。 南北成分は、グラフの後半から南寄りの傾向が強まっています。 このため、AE指数も後半から変化がやや大きくなっています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 北半球に見えていたコロナホールは 太陽の北西の端に近づいていて、 高速風の影響は終わりに近づいていると思われます。 太陽の中心部にはコロナホールはなく、 太陽風は、この後はしばらく穏やかな状態が続きそうです。 太陽は、西の端に2548群、中央部に2549群があり、 さらに、北半球の西側に小さい黒点が2か所で発生しています。 目立ったフレアの発生はなく、穏やかな状態が続いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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