宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 5/26 12:58 更新 太陽風の速度が下がり、低速風になっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、350km/秒へ下がり、 低速の風に変わっています。 磁場強度は、4〜5nTと平均的な値です。 27日周期の図を見ると、 前周期も、4月29〜30日にかけて、 太陽風の速度が300km/秒台へ下がっています。 この時は、5月2日以降、太陽風の速度が高まりました。 今回も、SDO衛星AIA193の太陽写真を見ると、 中央部の北半球側にコロナホールがあり、 2〜3日後くらいから影響が及び始めるかもしれません。 太陽風磁場の南北成分は、 比較的北寄りに推移しています。 磁気圏は静穏で、AE指数のグラフは変化が見られません。 太陽は、2546黒点群が西の端に近づいて、 もうすぐ見えなくなります。 新しい2548群は、小さい活動が活発に起きていて、 規模が更に大きくなるようであれば、 注意が必要になるでしょう。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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