宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 5/27 13:32 更新 太陽風の磁場がやや強まっています。速度はやや低速です。 担当 篠原 太陽風の磁場がやや強まっています。 昨日は、5nTと平均的な値でしたが、 今朝よりやや強まって、9nTくらいまで高まっています。 速度は、350km/秒から380km/秒へ少し変化した程度で、 やや低速の状態です。 27日周期の図を見ると、太陽風磁場の大まかな方向が切り替わる、 セクター境界がやって来たようで (セクターのグラフが、「A」から「T」へ変化しています)、 磁場の強まりはそれに伴う変化のようです。 この変化に伴って、磁場の南北成分が南向きに強まり、 -5nT前後まで振れています。 磁気圏の活動もやや高まり、 AE指数は500nTに達する中規模の変化になっています。 この頃の、南極・昭和基地のオーロラを全天カメラの動画で紹介します。 およそ3週間ぶりの登場です。 27日周期の図では、 前周期もほぼ同じタイミングでセクターの切り替わりが発生しています。 次の注目は、コロナホールによる太陽風速度の高まりです。 太陽では、北西(右上)の2548群と西の端に沈んだ2546群で、 ほぼ同時にC1の小さいフレアが発生していますが、 全体としては穏やかです。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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