宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 5/29 11:58 更新 太陽風の速度は下がり始めています。磁気圏はやや活動的です。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の昼頃から今日の早朝にかけて、 500km/秒の高速状態が続きました。 その後、少し下がって、 現在は460km/秒程度とやや高速です。 太陽風の磁場強度は、8nTから5nTへ下がり、 こちらは平均的な値に戻っています。 今回の太陽風の高まりは、 これで山を越えたのでしょうか。 引き続き注目してください。 太陽風磁場の南北成分は、 南北両方に振れる変化が続いています。 磁気圏では、小中規模の活動が続いているようで、 AE指数は、250〜500nTの変化が一日中続いています。 世界時28日21時頃の昭和基地のオーロラを掲載します。 AE指数はそれほど高まっていませんが、 昭和基地では、きれいなオーロラの輝きが見えていたようです。 このまま太陽風が弱まって行けば、 磁気圏の変化も小さくなって行くでしょう。 太陽は、特に活動はなく、穏やかです。 南極の昭和基地で、世界時28日21時頃に撮影されたオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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