宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 5/18 12:35 更新 高速の太陽風が続いています。磁気圏もやや活動的です。 担当 篠原 太陽風の速度は、500km/秒まで上がり、 現在まで継続しています。 磁場強度は、5nTと平均的な値です。 27日周期の図を見ると、 太陽風の高まりは、3日目に入っています。 前周期と比べると、 コロナホールはあまり変わって見えなかったのですが、 太陽風の様子は大きく変化しています。 太陽風磁場の南北成分は、南北に頻繁に変化しています。 このため、磁気圏の活動は高まった状態が続き、 AE指数は500nT前後の変化が続いています。 SDO衛星AIA193では、 北半球のコロナホールが太陽の西に進み、 こちらの影響で、太陽風の高まりが続くかもしれません。 太陽は、北西の2544群と中央に近づいた2546群が見えていますが、 活動は少なく、X線の変化は見られなくなっています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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