宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:02)
今日、C1.8の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/17 00:21 C1.8
5/16 00:31 C3.4
5/15 17:18 C3.1
12:39 C5.2
00:15 C5.4

黒点  5/17 (NOAA)
磁場 フレア
2542 1 α C3
2543 1 α C5
2544 20 βγ C2
2545 2 β ---
2546 2 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:57 483 +0.9
-2 h 483 +2.8
-4 h 497 +0.4
-6 h 492 -1.3
-8 h 490 +6.0
-10 h 474 +1.8
-12 h 478 -1.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -16 -/ -
-2 h -18 -/ -
-4 h -20 -/ -
-6 h -19 -/ -
-8 h -21 -/ -
-10 h -28 -/ -
-12 h -31 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^2
5/17 0.7 2x10^3
5/16 2.2 7x10^2
5/15 0.4 2x10^4
5/14 0.4 3x10^4
5/13 0.3 1x10^5

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 5/12 13:21 太陽風は平均的な状態に戻っています。4月の黒点数は 38.0 でした。
2016/ 5/13 12:51 太陽風はやや低速で、磁気圏も比較的穏やかです。
2016/ 5/14 12:39 太陽風は低速になっています。太陽は穏やかです。
2016/ 5/15 08:36 C7.4の小規模フレアが発生しました。太陽風磁場が強まっています。
2016/ 5/16 13:41 Cクラスのフレアが続いています。太陽風はやや高速になっています。
最新のニュース

2016/ 5/17 12:02 更新
太陽のフレアは少なくなりました。太陽風はやや高速です。

担当 篠原

太陽は、2542群、2543群、2545群が
西の端に没して見えなくなりました。
残った2544群で、C1.8の小規模フレアが発生した程度で、
X線グラフは、変化が急に少なくなっています。

一方、東側の2546群は、
目立ったフレアの発生はありませんが、
黒点の姿が大きく、
目の良い人であれば肉眼で見つけられるかもしれません。
(必ず太陽用の減光メガネを使用して下さい)

残念ながら、私は今日は見つけることができませんでした。
明日以降も挑戦してみたいと思います。


太陽風は、480km/秒とやや高速の状態で安定しています。
磁場強度は、6〜7nTと少し高めです。

磁場の南北成分は、比較的南寄りに変化していて、
オーロラの活動度を示すAE指数は、
500nT前後の変化が頻繁に発生しています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
北半球のコロナホールが中心線を挟んで左右に広がり、
赤道へ伸びる細長い領域も中心に達しています。
この後、この領域の影響が見られるかどうか、
今週の後半にかけて注目してください。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。