宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 5/17 12:02 更新 太陽のフレアは少なくなりました。太陽風はやや高速です。 担当 篠原 太陽は、2542群、2543群、2545群が 西の端に没して見えなくなりました。 残った2544群で、C1.8の小規模フレアが発生した程度で、 X線グラフは、変化が急に少なくなっています。 一方、東側の2546群は、 目立ったフレアの発生はありませんが、 黒点の姿が大きく、 目の良い人であれば肉眼で見つけられるかもしれません。 (必ず太陽用の減光メガネを使用して下さい) 残念ながら、私は今日は見つけることができませんでした。 明日以降も挑戦してみたいと思います。 太陽風は、480km/秒とやや高速の状態で安定しています。 磁場強度は、6〜7nTと少し高めです。 磁場の南北成分は、比較的南寄りに変化していて、 オーロラの活動度を示すAE指数は、 500nT前後の変化が頻繁に発生しています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 北半球のコロナホールが中心線を挟んで左右に広がり、 赤道へ伸びる細長い領域も中心に達しています。 この後、この領域の影響が見られるかどうか、 今週の後半にかけて注目してください。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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