宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:39)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/14 --- ---
5/13 --- ---
5/12 --- ---

黒点  5/14 (NOAA)
磁場 フレア
2542 16 β ---
2543 6 β ---
2544 6 β ---
2545 8 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:27 345 -2.3
-2 h 334 -4.2
-4 h 340 -4.9
-6 h 343 +0.9
-8 h 345 -1.1
-10 h 347 -0.7
-12 h 346 -0.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -18 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^3
5/14 0.4 3x10^4
5/13 0.3 1x10^5
5/12 0.4 1x10^5
5/11 0.4 1x10^5
5/10 0.4 9x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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黒点動画 (SDO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 5/ 9 10:05 高速の太陽風が到来し、中規模の磁気嵐が発生しています。カナダのオーロラをどうぞ。
2016/ 5/10 12:32 600km/秒台の高速太陽風が続いています。水星の太陽面通過が発生しました。
2016/ 5/11 12:48 高速太陽風は後半に入り、500km/秒近くに下がっています。
2016/ 5/12 13:21 太陽風は平均的な状態に戻っています。4月の黒点数は 38.0 でした。
2016/ 5/13 12:51 太陽風はやや低速で、磁気圏も比較的穏やかです。
最新のニュース

2016/ 5/14 12:39 更新
太陽風は低速になっています。太陽は穏やかです。

担当 篠原

毎年5月になるとSOHO衛星LASCO C3に姿を現すプレアデス星団が、
今年も視界に入ってきました。
1枚目に動画を掲載します。
写真の左上の端から、星団の星たちが次々と飛び込んできます。
今年は、写真の右側にとても明るく金星も写っています。
さらに、5月9日に太陽の前を横切った水星が、
金星のすぐ下を左から右に通り過ぎています。
暗くて見つけにくいですが、
周囲の星よりも右に早く動いている星が水星です。

プレアデス星団は、これから2週間ほどかけて写野を横切って行きます。
一方、金星は1か月半程度、この写真で見え続けそうです。
時々、最新画像を眺めてみて下さい。



太陽風は、340km/秒と低速の状態になっています。
磁場強度は、6nT前後で安定しています。
穏やかな太陽風になっています。

磁場の南北成分は、南寄りが続いていますが、
昨日よりも振れ幅が少し大きくなっていて、
-5nT程度の変化も見られます。
このため、AE指数の変化は300〜500nTと、
小規模ですが昨日よりも大きくなっています。

SDO衛星AIA193では、
北半球のコロナホールが西に進んでいます。
27日周期の前周期の図のように、影響のないまま経過するのか、
今回は太陽風に高まりをもたらすのか、
今後の推移に注目してください。


太陽は、特にフレアの発生はありません。
東端から新しい黒点が顔を出しています。


放射線帯の高エネルギー電子は、
磁気圏活動の影響を受けて、大きく減少しているようです。
明日、どの程度で落ち着くでしょうか。




SOHO衛星LASCO C3に見える、プレアデス星団、金星、水星。
(c) SOHO (ESA & NASA)、作図 : 宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。