宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 5/12 13:21 更新 太陽風は平均的な状態に戻っています。4月の黒点数は 38.0 でした。 担当 篠原 お知らせするのが遅くなりましたが、 4月の黒点相対数は、38.0とWDC-SILSOより発表されています。 40を割って低くなったのは、2011年1月の27.3以来です。 一日毎の数値を見ると、 3月下旬から4月中旬にかけて、30前後の低い日が続たため、 平均値が下がる結果になったようです。 4月の終わりには、80前後に再び高まっているので、 5月の平均値は、元のレベルに戻るかもしれません。 太陽風の速度は、ゆっくりと低下が続き、 現在は400km/秒と平均的な速さに戻っています。 磁場強度は、3〜4nTとやや弱めです。 磁場の南北成分は、弱い南寄りとなっています。 速度も下がってきたので、磁気圏への影響は弱くなり、 AE指数は250nTの小規模の変化になっています。 高速太陽風は通り過ぎて、しばらく穏やかな状態になりそうです。 太陽は、目立ったフレアの発生はなく、 静かな状態が続いています。 放射線帯の高エネルギー電子は、 10万に達するたいへん高い状態が続いています。 太陽風が落ち着いたので、 高エネルギー電子はゆっくりと減少するでしょう。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース 1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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