宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 5/ 7 08:24 更新 高速の太陽風が到来し、磁気圏の活動も高まっています。 担当 篠原 太陽風速度の高まりが始まりました。 昨日は380km/秒とやや低速だった太陽風は、 夜に入ると、400km/秒を少し超えるくらいに小さく変化しました。 そして、今朝、7日5時(世界時6日20時)頃から再び上昇を始め、 現在は530km/秒と高速の状態に変わっています。 ACE衛星のグラフでは、 速度はまだ上昇している途中かもしれません。 どこまで高まるのか注目してください。 太陽風の磁場強度は、 今朝まで10nTに強まった状態が続いていましたが、 速度が500km/秒に達したところで、急に5nTに下がっています。 速度も含めてまだ変化の途中なので、今後どうなるでしょうか。 太陽風磁場の南北成分は、南北に頻繁に変化しています。 振れ幅も大きくなっていて、 -10nT近い強い南向きも発生しています。 このため、磁気圏の活動も次第に規模が大きくなっていて、 AE指数は500nTの中規模の変化から、 1000nTをやや超える大きな活動にも達しています。 ちょうどその頃、世界時6日18時40分頃の 昭和基地のオーロラの動画を掲載します。 激しいオーロラの輝きが空全体を飾っています。 昨日の動画と比べると、にぎやかさが違っています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 次のコロナホールが太陽の中央部に見えています。 今、ここから地球の方向へ 速度の高い太陽風が吹き出していると考えられます。 明後日、9日からは、ここからの影響が始まりそうです。 太陽は、目立ったフレアの発生はなく、 静かな状態が続いています。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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