宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:50)
今日、C2.5の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 2 08:26 C2.5
5/ 1 18:07 C2.4
4/30 --- ---

黒点  5/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
2533 1 α ---
2535 3 α ---
2536 11 β ---
2539 8 β C3
2540 3 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:37 455 -2.0
-2 h 461 -5.5
-4 h 456 -4.5
-6 h 449 -5.9
-8 h 429 -3.1
-10 h 437 -7.8
-12 h 418 -4.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -36 -/ -
-2 h -35 -/ -
-4 h -40 -/ -
-6 h -33 -/ -
-8 h -35 -/ -
-10 h -22 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^1
5/ 2 0.3 2x10^2
5/ 1 0.4 5x10^2
4/30 0.4 1x10^3
4/29 0.4 9x10^2
4/28 0.3 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 4/27 12:43 高速太陽風は終わりつつあります。太陽で小さい活動が増えています。
2016/ 4/28 12:43 太陽風はやや高速で、磁気圏の活動も少し活発になっています。
2016/ 4/29 12:49 太陽風は平均的な状態ですが、コロナホールの影響が近づいています。
2016/ 4/30 09:57 太陽風は低速になっています。コロナホールの影響は始まっていません。
2016/ 5/ 1 09:59 太陽風は平均的な速度で穏やかです。磁気圏の活動が少し高まっています。
最新のニュース

2016/ 5/ 2 12:50 更新
コロナホールによる太陽風の高まりが始まりました。

担当 篠原

昨夜から太陽風の弱い高まりが始まっています。
磁場強度は、既にやや高まっていましたが、
1日23時(世界時1日14時)頃に、
10nTを少し超えるくらいに最も高まりました。
そして、速度がその頃からゆっくりと上がり始め、
400km/秒から450km/秒へ、小幅の変化ですが、
やや高速の状態になっています。

太陽風磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続き、
昨夜から今朝にかけて、
-5nTを超えるやや強い南向きが頻繁に発生しました。

このため、磁気圏の活動も高まって、
AE指数では、700nTから1000nTに達する中規模の変化が、
グラフの中盤以降続いています。

世界時1日19時から1日22時にかけて、
AE指数が最も高まった頃の、
南極昭和基地のオーロラの動画を掲載します。
曇り空のため、オーロラそのものはほとんど見えていませんが、
活発な活動の様子が分かります。

現在の太陽風は、磁場強度は7nTへ少し下がっていますが、
速度は450km/秒で安定しています。
コロナホールの影響がどのくらい続くのか、注目してください。


太陽は、2539黒点群で、
C2.4、C2.5の小規模フレアが発生しています。
活動が特に高まっているという様子ではありません。



南極の昭和基地で、世界時1日19時〜1日22時に観測されたオーロラ(表示は、世界時+3時)。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。