宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:27)
昨日、C1.7の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 6 --- ---
5/ 5 07:44 C1.7
5/ 4 22:41 C1.3

黒点  5/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
2536 2 α ---
2539 4 α ---
2541 6 β ---
2542 3 β C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:17 382 +2.8
-2 h 377 -1.1
-4 h 378 -2.5
-6 h 372 -2.7
-8 h 398 +4.9
-10 h 378 +3.7
-12 h 378 -2.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -19 -/ -
-2 h -23 -/ -
-4 h -18 -/ -
-6 h -8 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^3
5/ 6 0.3 9x10^3
5/ 5 0.4 2x10^4
5/ 4 0.3 2x10^4
5/ 3 0.5 7x10^3
5/ 2 0.4 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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X線5分1分 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 5/ 1 09:59 太陽風は平均的な速度で穏やかです。磁気圏の活動が少し高まっています。
2016/ 5/ 2 12:50 コロナホールによる太陽風の高まりが始まりました。
2016/ 5/ 3 10:55 太陽風の速度は550km/秒に上がっています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2016/ 5/ 4 12:06 高速太陽風は終わりに近づいています。磁気圏活動も次第に小さくなっています。
2016/ 5/ 5 11:59 太陽風は平均的な状態に戻りました。
最新のニュース

2016/ 5/ 6 13:27 更新
太陽風はやや低速ですが、磁気圏の活動はやや高まっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、
380km/秒とやや低速の状態で安定しています。

一方、磁場強度は、5nTから10nTへ高まっています。
太陽の中央を通り過ぎて西に進んだ
コロナホールの影響が始まっているのかもしれません。

磁場の強まりとともに、南北の変化も目立つ様になっています。
-5nT程度の南向き磁場が繰り返し到来して、
磁気圏の活動をある程度高めています。
AE指数は、500〜800nTの中規模の変化が、
繰り返し発生しています。

世界時5日23時頃の南極のオーロラの様子を、
昭和基地の全天カメラの動画で紹介します。
AE指数の変化は500nTで、激しいという規模ではありませんが、
南極の空を美しく彩っています。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
南半球側の次のコロナホールも太陽の中心線に達し、
3日後くらいから影響が始まるかもしれません。


太陽は、フレアの発生は特になく、
穏やかになっています。

黒点も、東端の2542群以外は目立たなくなっています。


放射線帯の高エネルギー電子は、
太陽風・磁気圏の変化を受けて、大きく減少しています。



南極の昭和基地で、世界時5日23時頃に撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。