宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 5/ 1 09:59 更新 太陽風は平均的な速度で穏やかです。磁気圏の活動が少し高まっています。 担当 篠原 太陽風は、昨日の午後に、 磁場強度が5nTから一時的に弱くなり、 すぐに8nT程度に強まる変化が見られました。 27日周期の図を参照すると、 太陽風磁場の大まかな方向が切り替わる、 セクター境界が来ています。 前周期の4月2日にも、同じような変化が起きています。 磁場強度は、その後も8〜10nTに やや強まった状態が続いています。 太陽風の速度は、350km/秒から400km/秒へゆっくりと上がり、 平均的な速さに戻っていますが、 高速風の到来とはなっていません。 コロナホールの影響は特に見られずに終わるのか、 遅れてこれからやって来るのか、 もうしばらく注目して下さい。 太陽風磁場の南北成分は、セクター境界を越えた後、 -3nT前後と、南寄りの傾向に変わっています。 このため、磁気圏の活動も少し高まっていて、 AE指数は、500nT程度の中規模の変化が 繰り返し発生しています。 太陽は、2539黒点群でC1.2の小規模フレアが発生していますが、 2539群とともに、2537群、2536群でも、 Bクラスの小さいフレアが何度も起きています。 X線のグラフは、値は低いですが、 変化が続いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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