宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:59)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 1 --- ---
4/30 --- ---
4/29 --- ---

黒点  5/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
2533 1 α ---
2535 3 β ---
2536 9 β ---
2537 1 α ---
2539 6 β C1
2540 2 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:47 392 -0.5
-2 h 394 -2.7
-4 h 390 -2.4
-6 h 372 -3.3
-8 h 372 -4.5
-10 h 368 -3.1
-12 h 368 -2.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 -12 -/ -
-2 h -12 -/ -
-4 h -11 -/ -
-6 h -11 -/ -
-8 h -5 -/ -
-10 h -3 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^2
5/ 1 0.4 5x10^2
4/30 0.4 1x10^3
4/29 0.4 9x10^2
4/28 0.3 7x10^2
4/27 0.4 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 4/26 12:19 高速の太陽風が続いています。磁気圏は比較的静かです。
2016/ 4/27 12:43 高速太陽風は終わりつつあります。太陽で小さい活動が増えています。
2016/ 4/28 12:43 太陽風はやや高速で、磁気圏の活動も少し活発になっています。
2016/ 4/29 12:49 太陽風は平均的な状態ですが、コロナホールの影響が近づいています。
2016/ 4/30 09:57 太陽風は低速になっています。コロナホールの影響は始まっていません。
最新のニュース

2016/ 5/ 1 09:59 更新
太陽風は平均的な速度で穏やかです。磁気圏の活動が少し高まっています。

担当 篠原

太陽風は、昨日の午後に、
磁場強度が5nTから一時的に弱くなり、
すぐに8nT程度に強まる変化が見られました。
27日周期の図を参照すると、
太陽風磁場の大まかな方向が切り替わる、
セクター境界が来ています。
前周期の4月2日にも、同じような変化が起きています。
磁場強度は、その後も8〜10nTに
やや強まった状態が続いています。

太陽風の速度は、350km/秒から400km/秒へゆっくりと上がり、
平均的な速さに戻っていますが、
高速風の到来とはなっていません。

コロナホールの影響は特に見られずに終わるのか、
遅れてこれからやって来るのか、
もうしばらく注目して下さい。

太陽風磁場の南北成分は、セクター境界を越えた後、
-3nT前後と、南寄りの傾向に変わっています。
このため、磁気圏の活動も少し高まっていて、
AE指数は、500nT程度の中規模の変化が
繰り返し発生しています。


太陽は、2539黒点群でC1.2の小規模フレアが発生していますが、
2539群とともに、2537群、2536群でも、
Bクラスの小さいフレアが何度も起きています。
X線のグラフは、値は低いですが、
変化が続いています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。