宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 4/27 12:43 更新 高速太陽風は終わりつつあります。太陽で小さい活動が増えています。 担当 篠原 昨日480km/秒に下がっていた太陽風の速度は、 深夜には450km/秒に下がり、現在は430km/秒近くになっています。 高速太陽風はほぼ終わったようです。 磁場強度は、5nT付近で安定しています。 南北成分は、北を向いたり、南を向いたりしています。 振れ幅が小さいこともあり、磁気圏への影響は限定的ですが、 AE指数は、300〜600nTくらいの小規模の高まりが、 時々、発生しています。 コロナホールの影響は通り過ぎましたが、 SDO衛星AIA193の写真では、 次のコロナホールが北半球の中央部と、 赤道のやや南側に見えています。 これらは、27日前には見られなかった領域です。 3日後の30日頃から影響がやって来る可能性がありますが、 27日周期の図の前周期の太陽風とは、 違う変化になるかもしれません。 太陽は、昨日新しく見えていた東端(左端)の黒点に、 2536群と番号が付きました。 Bクラスの小さいフレアですが、頻繁に起きているようで、 X線のグラフは、少しにぎやかになっています。 また、西側(右側)に2537群、 東側(左側)にもうひとつ新しい黒点が現れています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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