宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 4/26 12:19 更新 高速の太陽風が続いています。磁気圏は比較的静かです。 担当 篠原 太陽風は、500km/秒から480km/秒へ 少し下がりかけていますが、高速の風が続いています。 磁場強度も、6nTから4nTへ少し下がり、 高速風領域は後半に入ってきたようです。 太陽風磁場の南北成分は、 0nT付近で小さく南に向いたり、北に向いたりしています。 磁気圏への影響も小さくなっていて、 AE指数の変化は、小さい高まりが時々見えている程度です。 27日周期の図を参考にすると、 高速の太陽風が続くのは、明日くらいまでになりそうです。 磁場の傾向がこのままであれば、 磁気圏の活動はあまり高まらないまま過ぎていきそうです。 太陽は、2535黒点群の向こうの東端から、 新しい黒点が現れています。 今のところ、Bクラスの小さい活動を起こしている程度です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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