宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 4/24 14:26 更新 コロナホールの影響が始まり、太陽風は500km/秒の高速風になっています。 担当 篠原 昨夜から今朝にかけて、再び太陽風の高まりが到来しました。 磁場強度は、24日3時(世界時23日18時)頃に10nTへ強まり、 速度も、追いかけるように上昇して、 今朝、24日8時(世界時23日23時)頃に、 500km/秒に高まりました。 現在も、太陽風の速度は500km/秒と高速の状態です。 磁場強度は、7nT程度にやや下がっています。 コロナホールの影響が始まったようです。 27日周期の図を見ると、太陽風速度の変化の始まりは、 前周期(3月27〜28日)と同じタイミングになっています。 前周期は、3月31日にかけて、およそ4日間高速風が続きました。 今回はどうなるでしょうか。 太陽風磁場の南北成分は、北寄りに推移していますが、 一時的に南向きに振れる変化も来ていて、 AE指数では、1000nTに達する大きな変化も発生しています。 しかし、このまま磁場の北寄りの状態が続くと、 オーロラの活動はあまり高まらないでしょう。 太陽では、2532黒点群の黒点が、 再び見えるようになっています。 東端にも、とても小さい黒点が発生しているようですが、 掲載している可視光写真では、ほとんど分かりません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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