宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 4/22 13:29 更新 太陽風は、やや高速になっています。太陽は穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、昨日のニュース以降、少しずつ速度が上がって、 現在は450km/秒とやや高速の状態になっています(ACEの図の黄色線)。 一方、磁場強度(白線)は、8nTから5nTへ下がる傾向を見せています。 昨日紹介した、コロナホールの影響は、 もう少し先ではないかと思いますが、 今後の推移に注目して下さい。 太陽風磁場の南北成分(赤線)は、 北寄り(プラス側)に推移しています。 このため、磁気圏は穏やかで、 AE指数のグラフは、小さい変化が見られる程度です。 この傾向が続くと、この後に太陽風の高まりがやって来ても、 オーロラの活動は、あまり高まらないかもしれません。 太陽は、2529黒点群が見えなくなって、 X線の強度も下がっています。 2532群の黒点はほとんど見えなくなり、 2533群の1つだけが見える、寂しい太陽面です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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