宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:20)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/21 --- ---
4/20 --- ---
4/19 --- ---

黒点  4/21 (NOAA)
磁場 フレア
2532 3 β ---
2533 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:17 361 +1.1
-2 h 362 +0.8
-4 h 360 +1.0
-6 h 372 +0.3
-8 h 339 +0.3
-10 h 336 +2.4
-12 h 335 +5.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -7 -/ -
-2 h -8 -/ -
-4 h -9 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -7 -/ -
-10 h -7 -/ -
-12 h -9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^2
4/21 0.3 4x10^2
4/20 0.5 7x10^2
4/19 0.8 5x10^2
4/18 0.7 4x10^3
4/17 0.4 8x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 4/16 13:14 C4.1の小規模フレアが発生しました。太陽風はやや低速で、磁気圏は穏やかです。
2016/ 4/17 12:09 C5.8の小規模フレアが発生しました。太陽風磁場が南寄りになり、磁気圏活動が高まっています。
2016/ 4/18 13:16 M6.7の中規模フレアが発生しました。M6を超えるフレアは7か月ぶりです。
2016/ 4/19 12:30 CMEが太陽の右側へ飛び出しています。2529黒点群は穏やかになっています。
2016/ 4/20 12:21 太陽風は低速になっていますが、磁場が少し強まっています。
最新のニュース

2016/ 4/21 11:20 更新
太陽風は低速です。コロナホールが太陽の中心に達しています。

担当 篠原

太陽風の速度は、350km/秒前後の低速の状態が続いています。
今日のACE衛星のグラフは、途中のエラーデータの影響で、
速度の値が読み取りにくくなっています。

太陽風の磁場強度は、
7〜9nTとやや強まったまま、安定しています。
今のところ、速度が高まる様子もなく、
このままで推移しそうです。

磁場の南北成分は、
南向き、北向きと、ゆっくり変化して、
現在は0nT付近と小さくなっています。

このため、オーロラの活動度を示すAE指数は、
最初に弱い高まりがあって、以降は静かになっています。


SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
北極から縦に伸びるコロナホールが、
ちょうど太陽の中心にかかっています。

このコロナホールは、以前からあり(1枚目の図を参照)、
54日前の2月27日、27日前の3月25日、そして現在と、
2532黒点群の部分で曲がりながら、見え続けています。

27日周期の図を見ると、
前周期は、3月27日に磁場の強まりが到来し、
3月28日から、速度も上昇を始めています。
今回も同様の推移をすると考えると、
22〜23日頃に磁場の変化がみられ、
23〜24日頃から速度の変化がやって来るかもしれません。

前回は、550km/秒くらいまで速度が高まりました。
今回はどのような推移をするでしょうか。
明日以降、注目してください。


太陽は、2529黒点群が見えなくなり、
東から現れた黒点には、2533群と番号が付きました。
2533群は活動は見られず、静かな領域のようです。



2周期前(54日前)、1周期前(27日前)、現在のコロナホールの様子。SDO衛星AIA193。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。