宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:30)
昨日、M6.7の中規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/19 --- ---
4/18 08:56 M6.7
02:15 C2.4
4/17 04:42 C5.8

黒点  4/19 (NOAA)
磁場 フレア
2529 5 β M7
2532 3 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:27 368 +1.1
-2 h 381 +1.2
-4 h 385 +2.4
-6 h 375 +0.8
-8 h 391 +2.1
-10 h 384 +1.8
-12 h 390 +1.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -10 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h -11 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^2
4/19 0.8 4x10^2
4/18 0.7 4x10^3
4/17 0.4 8x10^3
4/16 0.4 5x10^3
4/15 0.5 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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X線5分1分 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 4/14 12:15 2529黒点群が中心に見えています。高速太陽風は終わりに向かっています。
2016/ 4/15 13:40 太陽風磁場の強まりが到来し、磁気圏の活動を高めました。
2016/ 4/16 13:14 C4.1の小規模フレアが発生しました。太陽風はやや低速で、磁気圏は穏やかです。
2016/ 4/17 12:09 C5.8の小規模フレアが発生しました。太陽風磁場が南寄りになり、磁気圏活動が高まっています。
2016/ 4/18 13:16 M6.7の中規模フレアが発生しました。M6を超えるフレアは7か月ぶりです。
最新のニュース

2016/ 4/19 12:30 更新
CMEが太陽の右側へ飛び出しています。2529黒点群は穏やかになっています。

担当 篠原

昨日のM6.7フレアに伴って発生した、
CME(太陽ガスの放出現象)について、
SOHO衛星LASCO C2、C3の写真が更新されたので、
動画を掲載します。

発生地点が西の端近くだったため、
CMEは、太陽から右に向かって噴き出しています。
この様子では、地球への影響は無いでしょう。

2529黒点群は、その後は目立った活動を起こしていません。
X線のグラフは静かになっています。
黒点群は、西の端にかなり近づいていて、
明日か明後日には、見えなくなるでしょう。


太陽風は、昨夕に磁場の強まりが終わり、
一旦、0nT近くまで下がって、
その後、5nT付近で安定しています。

速度は、今朝までは、
400km/秒を少し割るくらいで推移していましたが、
現在は、370km/秒へ一段下がって、やや低速になっています。

太陽風磁場の南北成分は、北寄りの傾向が続いています。
このため、磁気圏は静かな状態が続いていて、
AE指数のグラフは全く変化していません。

ACE衛星のグラフの終わり近くでは、
磁場の南北成分は、0nT付近まで下がっています。
この後、南寄りに切り替わった場合は、
小規模ながら磁気圏の活動が見られるようになるでしょう。




昨日のM6.7の中規模フレアに伴って発生したCMEの様子。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


2529黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。