宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 4/16 13:14 更新 C4.1の小規模フレアが発生しました。太陽風はやや低速で、磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 2529黒点群では、昨夜、25日23時(世界時15日14時)に、 C4.1の小規模フレアが発生しました。 2529群で発生したフレアとしては、最大の規模です。 X線のグラフを見ると、その前にも小さい活動が続いていて、 活動度が少し上がっていたようです。 現在はまた少なくなっていますが、再び高まるでしょうか。 太陽では、東端(左端)から新しい黒点が現れています。 太陽風は、370km/秒とやや低速の風が続いています。 磁場強度は、5nTから10nTへ一旦上がり、 再び5nTへ下がる変化をしています。 磁場の南北成分は、 昨日のニュース以降は北寄りの傾向に変わっています。 そのため、磁気圏はすっかり静かになり、 オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、 ほとんど変化がありません。 SDO衛星AIA193の太陽コロナの写真では、 北半球の三角形に広がるコロナホールが、 太陽の中心線に達しています。 3日後くらいから太陽風の高まりがやって来るかもしれません。 このコロナホールは、27日前の前周期にも、 ほぼ同じ場所に現在よりも広がって見えていたのですが、 5日後の3月24〜25日に太陽風の高まりが到来しました。 今回はどうなるでしょうか。 2晩続けて、九州地方を激しい地震が襲いました。 霧島市では、震度は大きくありませんでしたが、 揺れが長い時間続いて、地震の激しさを感じました。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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