宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:40)
今日、C1.3の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気嵐がやや発達しています。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/15 02:58 C1.3
4/14 22:21 C1.8
08:26 C2.9
4/13 --- ---

黒点  4/15 (NOAA)
磁場 フレア
2529 14 β C3
2530 1 α ---
2531 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:37 379 +0.3
-2 h 385 -1.2
-4 h 401 -2.9
-6 h 411 -3.0
-8 h 411 -3.8
-10 h 417 -4.2
-12 h 426 -3.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -43 -/ -
-2 h -48 -/ -
-4 h -51 -/ -
-6 h -53 -/ -
-8 h -55 -/ -
-10 h -57 -/ -
-12 h -58 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^3
4/15 0.4 1x10^4
4/14 0.7 2x10^4
4/13 0.4 2x10^3
4/12 0.3 4x10^1
4/11 0.3 2x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 4/10 13:26 C1の小さいフレアが続いています。太陽風は低速です。
2016/ 4/11 10:12 太陽風はやや低速です。カナダのオーロラをどうぞ。
2016/ 4/12 12:19 C1の小さいフレアが数回発生しています。太陽風は低速です。
2016/ 4/13 12:43 今朝より高速の太陽風が到来し、磁気圏の活動も強まっています。
2016/ 4/14 12:15 2529黒点群が中心に見えています。高速太陽風は終わりに向かっています。
最新のニュース

2016/ 4/15 13:40 更新
太陽風磁場の強まりが到来し、磁気圏の活動を高めました。

担当 篠原

昨日の午後、14日16時(世界時14日7時)より、
太陽風磁場の強まりが到来し、
4nTと平均的な値だった磁場強度は、10nTに強まりました。
4月11日、12日のニュースで紹介した、
フィラメント噴出によるCMEの乱れが
やって来たのかもしれません。

変化が到来して2時間ほど経った頃から、
磁場の南北成分は南向きに振れて、-8nTに強まりました。
このため、磁気圏の活動も高まって、
AE指数は、1000nTを超える変化が記録されています。

南向きの磁場は、その後ゆっくりと振幅が下がり、
ちょうど0nTに戻ったところです。
この後は、北向きに切り替わっていくかもしれません。

AE指数の変化も、次第に500nT程度へ弱まっていますが、
磁場の変化がこのままであれば、
AE指数も小さくなっていくでしょう。

太陽風の速度は、ゆっくりと低下が続いています。
既に380km/秒まで下がって、やや低速の風になっています。
コロナホールの影響は終わり、
しばらく穏やかに推移しそうです。


太陽は、2529黒点群の大きな姿が続いています。
C1.8、C1.3の小規模フレアを起こしていて、
弱い活動は続いています。



2529黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。