宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 4/14 12:15 更新 2529黒点群が中心に見えています。高速太陽風は終わりに向かっています。 担当 篠原 2529黒点群は、太陽の中心に達しています。 大きな姿は変わらず、今日の鹿児島は晴天で、 日食グラスを使って肉眼で見つけることができました。 今朝、14日8時半(世界時13日23時半)に、 C2.9の小規模フレアが発生しました。 活動度が高まってきたという様子ではありません。 太陽風は、昨日の午後に600km/秒近くまで速度が高まり、 以降、ゆっくりと低下に向かっています。 現在も、470km/秒とやや高速の状態が続いていますが、 明日には、平均的な速度に戻りそうです。 磁場強度も、10nTから4nTへ下がっています。 南北成分は、南寄りの傾向が続いていて、 速度の高まりもあり、磁気圏では活動が活発に続いています。 AE指数のグラフは、500〜1000nTの中規模の変化が、 1日にわたって続いています。 太陽風の高まりが弱まりつつあるため、 今後の磁気圏活動は、規模が小さくなっていくでしょう。 太陽風の高まりの影響で、 放射線帯の高エネルギー電子が急に増加して、 GOES15(青線)は10,000を超えています。 続いて、GOES13(赤線)も達するでしょうか。 2529黒点群の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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