宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:43)
昨日、C1.8の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/13 --- ---
4/12 16:40 C1.8
4/11 --- ---

黒点  4/13 (NOAA)
磁場 フレア
2529 12 β C2
2530 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:37 558 -3.1
-2 h 515 -3.5
-4 h 478 -7.1
-6 h 450 -6.6
-8 h 394 +0.4
-10 h 405 -4.2
-12 h 384 -2.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -42 -/ -
-2 h -41 -/ -
-4 h -30 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 7x10^0
4/13 0.3 1x10^2
4/12 0.3 4x10^1
4/11 0.3 2x10^1
4/10 0.4 5x10^1
4/ 9 0.4 3x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 4/ 8 13:04 太陽風磁場の強まりが到来し、磁気圏の活動が高まりました。
2016/ 4/ 9 08:46 太陽風磁場の強まりは終わり、磁気圏も静穏になっています。
2016/ 4/10 13:26 C1の小さいフレアが続いています。太陽風は低速です。
2016/ 4/11 10:12 太陽風はやや低速です。カナダのオーロラをどうぞ。
2016/ 4/12 12:19 C1の小さいフレアが数回発生しています。太陽風は低速です。
最新のニュース

2016/ 4/13 12:43 更新
今朝より高速の太陽風が到来し、磁気圏の活動も強まっています。

担当 篠原

2529黒点群は、大きい姿を保っています。
今日の鹿児島は天気が悪いため、確認することはできませんが、
日食グラスを使って肉眼で見つけることができると思います。

今日の拡大写真では、黒点の右側の黒い部分に細い筋が入り、
左側が尖ってきたたため、斜めを向いたハート型に見えています。

フレアの発生は、昨夕にC1.8の小規模フレアが起きた程度で、
少なくなっているようです。


太陽風は、昨日より、400km/秒と平均的な速度が続いていましたが、
今朝から上昇を始め、現在は560km/秒の高速風になっています。
コロナホールの影響がやって来たようです。

太陽風の磁場強度は、速度の変化が始まる頃に、
15nTまで強まりましたが、その後一段下がって、
現在は8nTとやや強まっているくらいです。

磁場の南北成分は、南寄りに変化が続いています。
速度が高まった頃は、-10nTに達する南向きの変化も発生しました。
このため、AE指数のグラフは変化が強まって、
1000nTに達する変化が3回ほど発生しています。

極域ではオーロラがにぎやかに見えているのではないでしょうか。




2529黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。