宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 4/10 13:26 更新 C1の小さいフレアが続いています。太陽風は低速です。 担当 篠原 2529黒点群の活動度が、少し上がっています。 昨夜、9日21時(世界時9日12時)に、C2.8の小規模フレアを起こし、 その後、C1台の小さいフレアを、今朝にかけて7回起こしています。 SDO衛星AIA193による2529群の動画を掲載します。 規模の小さいフレアばかりですが、 動画では、小さい爆発が次々に起きています。 X線グラフでは、活動が強まる様子は特に見られませんが、 引き続き注目して下さい。 太陽風は、低速の穏やかな状態が続いています。 速度は、340km/秒で安定し、 磁場強度も、4〜5nTと平均的な値です。 磁場の南北成分は、0nT付近です。 磁気圏は穏やかで、AE指数には目立った変化は起きていません。 SDO衛星AIA193では、 赤道域のコロナホールが太陽の中心に達しています。 3日後くらいから、太陽風の高まりがやって来る可能性があります。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) 2529黒点群の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース 世界時4月9日のAE指数。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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